”墨汁の捨て方が知りたい!”
”墨汁を土に捨てるのはあり?”
本記事では、これらの声に答えていきます。
墨汁の捨て方は王道が1番良いです。
しかし、大量の墨汁を捨てたい場合は別の方法で捨てましょう。
本記事では墨汁の捨て方・処分方法に特化して解説します。
※本記事は3分ほどで読めます。
本記事で解説すること
- 墨汁の捨て方【大量の場合も解説】
- 墨汁を土に埋めるのはあり?
本記事ではこれらを解説していきます。
墨汁の捨て方【大量の場合も解説】
墨汁の捨て方は・処分方法は大きく3つです。
- 紙に染み込ませて燃えるゴミに捨てる
- キッチンやトイレに流す
- 大量の墨汁は捨てるよりも買い取ってもらったほうが楽
順に解説します。
紙に染み込ませて燃えるゴミに捨てる
一番王道の墨汁の捨て方です。
墨汁は紙に染み込ませれば、燃えるゴミとして捨てることが可能です。
新聞紙や雑誌、ダンボールなどなんでもいいのでとにかく墨汁を染み込ませましょう。
1つ注意点としては、墨汁は水性インクに該当する為、紙に染み込ませてもすぐに乾きません。
乾いていない墨汁の取り扱いには注意しましょう。
その辺に付くと取るのが大変だったりします。
キッチンやトイレに流す
墨汁はキッチンやトイレに流して捨てることができます。
え、その捨て方ってダメじゃないの?
油などのように明確にダメと決まっている訳ではありません。
ただ、墨汁をキッチンやトイレに流すと
- キッチンやトイレが汚れる可能性がある
- 匂いが意外とキツイ
というデメリットがあります。
例えば、墨汁をキッチンを流したことによって、キッチンの内部に墨汁が付いてしまうことがあります。
もしも、あなたが賃貸に住んでいて、その家から退去する時。
キッチン内部の汚れについてなにかしら言われ、敷金の返金に影響する懸念もあります。
まったくおすすめはしませんが、墨汁の捨て方の1つではあります。
大量の墨汁は捨てるよりも買い取ってもらったほうが楽
墨汁が少量であれば、紙に染み込ますのもそこまで苦労しません。
ですが、大量の墨汁となると話は別です。
大量の墨汁を紙に染み込ますのは大変なので、その場合は買い取ってもらったほうが楽です。
以下は、書道関連の買取をしているリサイクルショップです。
どのリサイクルショップも、買取可能な商品としては『使いかけの墨』を挙げています。
大量の墨を捨てたい場合は、リサイクルショップの利用が楽です。
墨汁を土に埋めるのはあり?
墨汁を土に埋める捨て方はなんとも言えません。
なんとも言えないのかよ。(笑)
とツッコミたくなるかもしれませんが、これには様々な意見があります。
環境汚染に繋がらないから墨汁は土に捨ててもOK説
墨汁は、すす(炭素)とにかわ(動物の皮革や骨髄からとられる強力な糊)といった天然素材で作られています。
どこにでも売っている安い墨汁でも『基本的に』環境汚染につながる物質は入っていないとされています。
なので、環境汚染に繋がらないから墨汁は土に捨ててもOKという説です。
ただこれは『基本的に』です。
墨汁の成分が全て自然由来であるとは限らず、市販されている墨汁には化学添加物が含まれている可能性も否定できません。
また、墨汁がを土に捨てると、土壌のpHバランスが崩れる可能性があります。
こうなると、墨汁を土に捨てるのはNGということになり得ます。
土壌のpHバランスが崩れるから墨汁を土に捨てるのはNG説
土壌のpHバランスとは、土壌の酸性度またはアルカリ度を示す指標です。
一般的にpHスケールは0から14まであり、7が中性を示します。
7より小さい値は酸性、7より大きい値はアルカリ性(または塩基性)を示します。
植物によって、土壌のphバランスの好みがあります。
例えば、ある種の植物は酸性の土壌を好み、別の種類はアルカリ性の土壌を好むことがあります。
そして、墨汁は中性またはわずかに酸性です。
だとすると、墨汁を土に埋めるとそこはわずかに酸性になり、大量の墨汁を土に捨てる場合は、土壌の酸性の値が大きくなります。
こうなると、土壌のph値が変化してしまい、その土壌で育っていた植物らが枯れていく可能性が高いです。
これが、土壌のpHバランスが崩れるから墨汁を土に捨てるのはNG説です。
墨汁を土に埋めるのはありか否かに明確な答えはないので、あなたの選択次第です。
墨汁の捨て方3選【土に埋める?そのまま捨てる?大量の場合も解説】:まとめ
本記事では下記を紹介しました。
- 墨汁の捨て方【大量の場合も解説】
- 墨汁を土に埋めるのはあり?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
本記事で紹介したように、墨汁の捨て方はいくつかあります。
あなたに合った処分方法を選びましょう。
次の記事ではおすすめのリサイクルショップを紹介しています。
無料査定が可能なので、大掃除などを検討されている方はぜひ。